カラスなぜ逃げる?

設置のアドバイス

設置する場所、高さ、方向、数などはケースバイケースです。一概には申し上げられませんが、下記事例を参考にしながらいろいろ試してみてください。
  • まずカラスがその場所にどの程度執着心を持っているかが大きな問題です。カラスの生活にとって重要な場所ほど駆除しにくいことは確かです。
  • 一般的には、広く立体的な場所に本製品を使用するのが望ましいです。土地が四角なら4隅に設置すると良いでしょう。
  • 高さは周囲の地形や畑の作物の高さなどで異なりますが一般的には上空のカラスから見えることが大切です。地表からも見える場所を選定してください。
  • 本製品が風で動いたり廻ったりする必要はありません。
    そして日光でキラキラ光る必要はありません。
    無風の日でも、曇りの日でも、夕方でもカラスの視野に入るだけで十分です。
  • カラス以外の鳥類(ムクドリ、ハト、スズメなど)には、あまり効果がありません。設置の方法によっては効果が見られる場合もありますが、効果があるとは言い切れません。
  • カラスの見慣れは非常に少ない製品であることが確認されていますが、効果が薄くなったとお感じになったら設置場所を変えてください。また、風で廻ったりする状態に設置すれば、さらに効果が上がります。


より効果的な使い方

カラスは大変賢い鳥です。
いつも同じところに食べるものがあり、それを目指して集まるカラスは追い払っても追い払ってもやってきます。
「カラスなぜ逃げる?」 を設置することでカラスは逃げて行きますが、より効果的に追い払うための方法として次のことを参考にしてください。
  1. 最初は設置せず、手に持ってカラスに近寄り見せてください。カラスが逃げた後は 「カラスなぜ逃げる?」 を隠します。再びカラスが寄ってくれば見せて追い払って、そして隠します。このようなことを3日〜5日間繰り返してください。学習能力の高いカラスは怖さを覚えてその後は設置するだけで警戒して近寄ってこなくなります。
  2. 面積、地形、建物、樹木、作物などを考えて設置ください。陰になってカラスからの死角を作らないことが大切です。
  3. 畑の場合、真ん中に設置を心がけてください。畑が広い場合は本数を増やしてください。カラスの餌となる作物の近くに設置することが大切です。
  4. 鶏舎、豚舎、牛舎の場合は、カラスが侵入してくる窓や餌場の近くに設置してください。屋根1本では効果が半減です。
  5. 慣れを防ぐためには時々設置場所を変えてください。
  6. 有効範囲は最小半径5mから50mと設置場所・条件・カラス個体によって異なります。状況によって複数のご使用をお勧めします。
  7. フェラメントをラセン状にして使います。ラセン状にするための“ひねり”は8回以上必要です。
  8. 幼児のいる場所で 「カラスなぜ逃げる?」 をカラスに見せないでください。カラスは幼児がいるところは安全と判断します。したがって 「カラスなぜ逃げる?」 も安全と判断しますから効果が半減です。
  9. 設置の時は、パイプの内径(13mm)に外形12mmの棒を差し込むか、パイプ外形(18mm)を内径19〜20mmのパイプに差し込み、自由に動く取り付けにすると風によって向きが変わり更に効果があります。